■■■ ツマサキダチの恋
「ボーマンせんせぇ・・・・・。」
ぎゅっとボーマンの髪を掴んで、プリシスが太腿を擦り合わせる。
固い突起を舌で弄り、甘噛みして。
ボーマンはもう一方の胸にも指を滑らせた。
てのひらに収まる、小さな胸。
てのひらで摩れば、中心にある固い突起がてのひらの中心に当たる。
掠る様に手を動かして刺激すれば、その度にプリシスの背中が跳ねた。
尖る突起を指の腹で刺激し、軽く摘み込む。
「ンんっ・・・・・。」
口に含んだ突起は舌の上で転がしながら、甘く歯を立て刺激する。
プリシスの表情を見ながら、ボーマンは楽しそうに指を脇腹へと滑らしていった。
その指に身体を跳ねらせ、プリシスはシーツを掴む手に力を込める。
荒くなる呼吸。
真っ白になる意識。
身体が今までで一番一番敏感になっていて、ボーマンに与えられる刺激に過度に反応してしまう。
「プリシス・・・・・。」
スカートをたくし上げて、ボーマンがプリシスの太腿を摩った。
「ひゃっ・・・・・。」
自分の両脚の間に入り込んでいるボーマンの片脚を、その両脚できつく挟むと、プリシスはぎゅっと目を瞑る。
それでもボーマンの指は、下着の上からプリシスの敏感な溝を摩った。
その刺激にプリシスの身体が震えて、指に力が込められる。
「・・・・・んっ・・・・。」
プリシスの目尻に、生理的な涙が浮ぶ。
「プリシス・・・・力、抜けって・・・・。」
胸元にボーマンの熱い吐息を感じて、プリシスが小さく頷いた。
ゆるゆると脚の力を抜くと、ボーマンの指がプリシスの下着の中に入り込む。
「ひゃあっんっ・・・・・!!」
ボーマンの髪に絡められた指が、ぎゅっと髪の毛を握り締める。
その痛みが、なぜだか心地良くて・・・・プリシスを愛しいと感じる。
くちゅりと、蜜液で溢れかえるソコに指を挿し入れて、ボーマンはプリシスの敏感な突起を刺激した。
顔を上げると耳まで真っ赤に染まって、震えるプリシスの表情。
恍惚としたその表情に、ボーマンの指を動かす速さが速くなる。
「ァっ・・・・・ンっ・・・・・。」
溢れる愛液を指に絡めて摩れば、プリシスが仰け反り喘ぐ。
うっすらと開かれた唇から、紅い舌が差し出され・・・・ぺろりと唇を舐める。
その仕草に、ボーマンの意識が麻痺してくる・・・・・・・・。
「あっ・・・・・。」
火照るカラダ。
霞む意識。
ボーマンがするりと自分の上着を脱いだ。
するするとプリシスの下着も降ろして、現れた秘部にそっと顔を近付ける。
「っ・・・・・!」
びくんとプリシスのカラダが跳ねて、ボーマンがその身体を支えた。
キワドイところに甘噛みして紅い痕をつける。
付けた紅い痕をしっとりと舌で舐めて・・・・・はやる気持ちを抑えながら、プリシスの秘部にそっと舌を近付けた。
「はっ・・・・ぁっ・・・・!」
びくっと大きくプリシスの背中が跳ねる。
自分の敏感なところに感じる感触。
暖かな吐息。
動く指。
プリシスの指先に力が込められ、口から漏れる吐息は激しくなる。
与えられる刺激にプリシスの呼吸が荒くなり、喘ぎ声が止めど無く溢れ始めた。
「ひゃあっ・・・・ァっ・・・・!んっ・・・・・。」
そのプリシスの色っぽい声が、ボーマンの熱を更に煽った。
「ぼぉ・・・・まん・・・せんせっ!」
プリシスの切れ切れになる声が、ボーマンの耳に届く。
頭に甘くとろけて浸透するその声に、ボーマンがゆっくりと顔を上げた。
火照る頬をしながら・・・・・瞳を潤ませているプリシスと目が合う。
「痛い・・・・だろーけど。がまんしろよ。」
「ガマンって・・・・・。」
言いかけたプリシスの瞳が見開かれる。
「――――――っ!?」
プリシスの狭いソコに、ボーマン自身が押し当てられた。
「――――イタイっ!!」
「ばっ!あばれんなって!!」
プリシスの開かれた唇をボーマンが自分の唇で塞ぐ。
息もできないくらいの激しいキスに、プリシスの力が抜けていく・・・・。
「んぁっ・・・・・。」
胸を激しく上下させて呼吸を繰り返すプリシスから、ゆっくりと唇を離していく。
目をぎゅっと閉じて、眉間に皺寄せたその頬にそっと唇を寄せた。
「もう・・・・へーきだよ・・・?」
額に汗を浮かべて、プリシスが言う。
でもその表情はまだ辛そうで。
ボーマンはゆっくりと腰を押し進めた。
「くっ・・・・んっ・・・・・。」
根元までボーマンを咥えたところで、一回ボーマンがその動きを止める。
プリシスのオナカに、ボーマンの汗がぽたりと落ちた。
「プリシス・・・・目、開けてろよ。」
「んっ・・・・・。」
ふるふるとプリシスが頭を振る。
痛みにプリシスの頭が混乱しているらしい。
ボーマンの言葉に、無意識に頭を振っていた。
「プリシス・・・・。初めての・・・・・オトコの顔くらい、覚えとけ。」
ぴくりと、プリシスの肩が反応する。
「ぼぉ・・・・まん・・・・・せんせぇ。」
プリシスの瞳から、涙が零れ落ちる。ゆっくりと開かれる瞳。
涙で潤む瞳に、ボーマンの顔が映る。
「アタシ・・・・ボーマン先生が好きでよかった。」
「・・・・・あぁ・・・・。」
ゆっくりと、ボーマンが腰を動かす。
その動きに、プリシスが辛そうに顔を顰めて・・・・それでもしっかりと微笑う。
「んっ・・・・・。ボーマン先生は?」
「・・・・・・・。」
燃えるように熱く、そしてキツク締め付けるプリシスの中を、ボーマンが抜き挿しを繰り返す。
そのリズムにプリシスの小さなカラダが揺れた。
「・・・・・・先生?」
「好きじゃなきゃ、やんねぇだろ・・・・・。こういうことは。」
ボーマンの言葉にプリシスが満面の笑みを浮かべる。
腕をそっとボーマンの首に回して、プリシスが瞳を閉じた。
「ぁ・・・・。」
瞳を閉じれば感じるのはボーマンの熱だけで。
痛みの中にある快感の糸を、必死で探し求める。
「んっ・・・・。」
プリシスノ耳に届くボーマンの声。
それがとても嬉しい。
大好きな人と・・・・大好きなボーマンとひとつになれてる。
その事実が幸せで。
プリシスの胸が満たされていく。
「あっ・・・・ん!」
がりっ・・・・と、ボーマンの背中にプリシスの爪が立てられる。
でもその仕草とその声は、プリシスが感じているコトを現していて。
ボーマンの腰の動きが速くなる。
「ぁあっ・・・・あっ!変っ!変だよっ・・・・!ボーマン先生っ!!」
乱れる腰の動きが、ボーマンの動きに合わせて動くようになってくる。
プリシスは自分のカラダの熱に、堪えきれないようにボーマンにしがみつく腕に力を込めた。
「プリシス・・・・・。」
ボーマンがぎりぎりまで自身を引き抜き、そして最奥まで突き立てる。
ボーマンにも限界が近付いていた。
絡み付くプリシスの中は、ボーマンを絶頂へと促す。
解放を求める欲に忠実に、ボーマンの腰を突き付ける動きが速まっていく・・・・・。
「っあ・・・・あんっ!」
プリシスがボーマンの頬を両手で掴んだ。
プリシスのとろけた瞳に映る、ボーマンの色っぽい表情・・・・・。
それはプリシスの初めて見るボーマンの表情だった。
「・・・・・・っ!」
ビクリとボーマンの身体が震えて、プリシスの中から慌てて自身を引き抜いた。
「あっ・・・・・!」
どくんと波打つ自身。プリシスのオナカの上に、ボーマンの熱く波打つ精が放たれた。
解放感の後のけだるい感覚に身を包みながら、ボーマンが近くにあった布を手に取った。
「・・・・・カラダ、辛くないか?」
「だいじょうぶ〜。」
まだ頬を紅く火照らせながらにかっとプリシスが笑う。
その笑顔に、ボーマンの胸が締め付けられる。
「プリシス・・・・・。」
プリシスを拭いていた手を止めて、ボーマンがプリシスの小さな身体を抱き寄せた。
ほんのちょっと引き寄せたら、簡単に腕におさまってしまう小さな少女。
「悪かった・・・・。」
「なんで謝るの?」
「・・・・・・・・・。」
「ボーマン先生?」
たぶん自分は一生この日を後悔すると・・・・ボーマンは思った。
プリシスが痛がった時点で、止めるべきだったのだ。
なのに・・・・・あの時、頭に浮んだ支配欲。
拒否の言葉が出てくるのを恐れて、塞いでしまった唇。
そのくせ『好き』だと、言葉にしたら止まらないとわかっていたから・・・・出すのを躊躇った言葉。
矛盾している。
「ボーマン先生。大好き。」
プリシスがちゅっと、ボーマンの頬に口付ける。
その擽ったい感触に、ボーマンが睫毛を伏せた。
「あぁ・・・・・。」
辺りにちらばっている、色とりどりの花が目に入る。
その綺麗な花に・・・・・涙が出そうになった。
あとがき
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました
いかがだったでしょうか?
自分的にはわりとお気に入りの部類に入ります〜
何回も寸止めしているんで、また・・・・はヤバイだろう〜
ってがんばりました(笑)!
そして避妊〜〜(汗)
避妊ちゃんとさせようと思っていたら間違って・・・・
仕方無いのでラスト・・・・!!
焦ったのはボーマンさんと言うより私(苦笑)
でも全然避妊になってないしな・・・・・(オイオイ)
2002/07/15 まこりん
|